2005年11月01日

性強購買部の商品 その1:エロくも切ない物語

世の男たちがそうなのか、それとも、ぼくがただ変態だったのかは定かではないけれど、あのころ、中学、高校のときのぼくは、女の子のスカートの下にあるものを観たくて触ってみたくて、とにかくそんなことばかり考えていた。

体操服から透けて見えるブラの影を観ては興奮していたし、時たまスカートの壁から顔をのぞかせたものを観ては歓喜した。

しかし、そんなぼくでも、クラスに好きな子がいた。確かそのときぼくは中学三年生だった。

その子は頭が賢く、スポーツもでき、少し気が強かった。

ぼくは、その子とはよくけんかをした。

あまりにけんかするので、周りの人間は、ぼくが本当に彼女を大嫌いなんだって思ってたらしい。

でも、ぼくは、本当は、彼女のことが好きで、いつも彼女で夢想していたんだ。

彼女の控えめで初々しい乳房をゆっくりと愛撫し、しっとりと濡れた秘密の花園にそっと口付けをする。

そして、ぼくはゆっくりと彼女の中に入って行き、そして果てるのだ。

しかし、ぼくと彼女とはぼくの不用意な一言で人間関係が決定的に破壊されてしまった。

その日は水泳の授業があった。ぼくは水泳があまり得意ではなく、だから体育が水泳の時はいつもなんだかんだと理由をつけて休んだ。

彼女は、数あるスポーツの中でも一番水泳が得意だった。

そして、水着を着た彼女の姿は一段と美しく見え、艶かしく見え、ぼくの股間を刺激した。

授業の間、プールサイドに座っていたぼくの視線は彼女に釘付けだった。

彼女の一挙手一動を、彼女の胸を、股間を見つめていた。

その日の授業がすべて終わって、放課後、一人で家に帰ろうとしているときだった。

後ろからぼくを呼ぶ声がした。

彼女だった。

「ねえねえ。一緒に帰ろうよ。」

思いがけない言葉だった。ぼくたちはいつもけんかしていて、そのけんかのほとんどは彼女から売られてくるものだったのだから。

ぼくはとても戸惑ったけれど、チャンスと思った。今まではけんかばかりしていたけれど、今なら、ちゃんと自分の気持ちを伝えられるかもと思った。

ぼくは切り出す機会をうかがっていた。

すると、彼女が言った。

「ねえ。今日の水泳の授業のとき、なんか私の方見てなかった?やらしんだー。」

ぼくは混乱した。本当のことは言えない。言えるはずがない。恥ずかしかった。自分の頭の中を悟られるのがこわかった。

あとで冷静に考えてみると、そのとき、「お前のことが好きだから見とれちゃってたんだ。」とでも言えばすんなり告白できたはずなのに、そのときのぼくは、とにかく恥ずかしさを紛らわすことしか頭になかった。

そして口をついた言葉が、

「お前のそんなペチャパイなんかみるかよ。」

それ以来、彼女とはけんかをすることはなくなった変わりに言葉を交わすこともなくなった。

それからお互い違う高校に進学したため、今彼女がどうしているのかはわからない。
posted by アワ at 20:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
水着のあれはみちゃいますね。うん
Posted by 源次郎 at 2005年11月01日 23:59
源次郎様へ
男である以上しかたないです・・・はい。
Posted by ヨネ at 2005年11月02日 08:54
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。